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新米ブロガー響の何だこれは

日常生活の中で考え、思い、感じた「何だこれは」と思ってしまうようなことを書いていこうと思います。

銀魂という作品

銀魂


早速ですが、皆さんはこの作品に対してどんな印象を持っていますか?
ちなみに私は良い印象を持っています。


なんて言えるようになったのは本当に最近の話。


去年の4月末。平成がもうすぐ終わると世間が賑わっていたちょうどその頃、ゲームをするのが好きな私は白猫プロジェクトというゲームにハマっていた。

さて、ちょうどこの頃白猫では何が起こっていたか。
そう、平成最後のコラボイベント、その名も「銀魂プロジェクト 年号が変わっても変わらないものがある」だ。

情報解禁前は、SAOかな、Fateかな、どっちかといえばSAOの方が良いな~、なんて思っていたが、その予想は大いに外れた。

私は正直、「マジかよ…」となった。
というのも、「銀魂」と聞くと「下ネタ」という印象しかなかったから。
私は下ネタが嫌いなので、心底がっかり。

「ってことは、イベントもどうせ下ネタ系のクエストが出るんだろうな」
これは外さなかった。
コラボ協力バトル第1弾の敵はゴールデンボール、第2弾はルーン砲という発射口が真上を向いている細い大砲で、両隣にゴールデンボールが。

おい、完全なる下ネタじゃねえか。
ああ最悪。地獄だ。初回10連無料(+コラボキャラ1体確定)だし、それだけ引いて放置しよう…

 


なんて言ってたのに、気付いたら100連していた。馬鹿。
キャラの見た目が良かったのと、何より性能が良かった(全キャラとは言っていない)。それ故、こうなった。うん、馬鹿。
ガチャを引くにはジュエルが必要だったので、それを集めるために結局イベントも進めた。ストーリーもしっかり読んでしまった。本当に馬鹿。

 

その結果。

銀魂なんて、と思っていたはずなのに、どうしたものか、気付いた頃にはすっかり銀魂に染まっていた。白猫がメインだったはずなのに、銀魂がメインになってしまっていた。

 

その後、銀魂の公式アプリをインストールし、漫画を第一訓から少しずつ読み進めた。読めば読むほどハマっていった。何だこの作品は。
並行してアニメも見た。余計にハマった。本当に何なんだ、この作品は。


一体何が私をこうさせたのだろうか。
それは、面白さやギャップ等もそうだが、一番の理由は、堂々としたスタイルとストーリー、そして心に響く言葉だろう。
社会の闇をぶちまけたり、パロディをしたり…特にパロディだな。そういうのを堂々と、懲りずに、悪びれることなくやってのける。そういうところが清々しかった。
そしてストーリー。面白い場面もあればシリアスな場面もあり、悲しい場面もあればイライラする場面もある。喜怒哀楽のバランスが良いのだ。
そして、ありきたりな表現をしない所。
例えば、第526訓「鬼が哭いた日」の最後。ここで、快晴の空の下で土方に「雨か」という台詞を言わせた空知先生は流石だと思った。もちろん他にも心底感動した表現は沢山あるのだが。本当に沢山。
そして、名言。

「つまづき転んだのを石のせいにしたところで何か変わるか?」

第16訓「考えたら人生っておっさんになってからの方が長いじゃねーか!怖っ!!」での銀時の台詞。私はまずこれにやられた。
ついふっと笑ってしまったが、確かにその通りだ。本当に。

後は、やはり絵だな。作者は自身の絵を下手だと言っていたが、私はそうは思わなかった。
確かに、背景が白かったり黒かったりする場面はかなりあると思う。だが、それはそれで効果的だと思っている。
何よりシリアスシーン、特に将軍暗殺篇以降のシリアスシーンの描写は本当に凄かったと思う。あれはもう目を離すことができない程、そして、「凄い」以外の表現が出てこない程凄かった。兎に角凄かった。他、パロディでも原作の絵柄をしっかり再現していて、「どこが下手なんだよ」と本気で思ってしまった。

 

というような流れで、私は銀魂にどっぷりハマってしまったわけだ。肝心な白猫は今ではログインすら危うい状況である。

 

 

 


ここまで書いて、私は一体何が言いたかったのか。

 


銀魂って良いよね」

それだけだ。

 

 


…作文?