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新米ブロガー響の何だこれは

日常生活の中で考え、思い、感じた「何だこれは」と思ってしまうようなことを書いていこうと思います。

「それでもこれが好き」

お久し振りです。響です。

もう半年もこのブログの更新をしていなかったみたいです。自分でも驚いています。

 

あなたには好きなものがありますか。

人でも物でも何でもいいです。

 

まずはこの質問から始めないと先に進まないのだが、本当に私が尋ねたいのはこれじゃない。

 

あなたに好きなものがありました。

その次。

 

それが好きな理由は何ですか。

 

ここから先が私の言いたいことだ。

ただ、これを語るには範囲を狭める必要がある。でないと広すぎて説明するのも理解するのも大変になるだろうから。だから今回は音楽で考えることにする。

 

LiSAさん、知っていますか?

殆どの人は彼女を知っていると思う。最近とても人気だから。

さて、ここで彼女の歌が好きな人に質問。

あなたの好きな彼女の曲は何ですか。

ここで紅蓮華以外の曲を選んだ人はきっと他の曲も知っているだろうから、ここでは取り上げない。

問題は「紅蓮華」と答えた人だ。

いや、その曲を選ぶことに対してああだこうだ言うつもりは一切ない。好きならそれで良いと私は思う。

ただ、心に引っかかるものはある。

 

他の曲も知った上で「好きだ」と言っていますか。

 

他の例えで言えばDOES。

あなたの好きな彼らの曲は何ですか。

ここで銀魂に関連のない曲を選んだ人は良いとして、銀魂関連の曲を選んだ人。

他の曲も知った上で「好きだ」と言っていますか。

 

 

「うるせーな、結局何が言いてぇんだよ。」

 

 

結論を言うと、「もし他の曲を知らずに『それが好きだ』と言っているのなら、それはとても勿体無いと思います。」と言いたかっただけだ。

 

本当にそれだけ。だが結構大事なことだと私は思っている。

 

とてつもなくヒットした曲は、その曲一つでその人たちが作ったり歌ったりした他の曲の存在を消しかねない程の影響力を持つこともある。

現に、「LiSAといえば紅蓮華(or LiSAといえば鬼滅)」「DOESといえば曇天(or DOESといえば銀魂)」と思っている人は沢山いると思う。というかいるだろう。そんな風に私は感じた。

 

どうせなら他の曲も聴いてほしい。

それで「あれ、実はそんなでもないのかも」と思うかもしれないし、「やっぱり好きだ」と思うかもしれない。

 

現在どういう状況なのかは私は詳しくは知らないが、以前「LiSAといえば紅蓮華」と、俗に言う「鬼滅キッズ」が騒いだせいで、沢山の人が傷付いたということがあった。

「彼女の他の曲、全然聴いていないくせに。」

そう思った人もかなりいたようだった。

 

今はそうでもないかもしれない。うん、そういう風に見受けられる。

だが、未だにそういうことを言っている人たちもいる。たまに見かける。

 

勿論これはLiSAと鬼滅に限ったことではない。DOESと銀魂に限ったことでもない。

 

兎に角、「他」を知ると、それによってそれが本当に好きなものなのかに気付くことができるわけだ。そしてそれが本当に好きなんだとわかればそのアーティストの他の曲を聴くようになるし、違うとなったら他のアーティストに興味が湧くようになる。

それで何が変わる?

無駄な争いが減る。

「知らないくせに」が減る。

本当に好きだと気付いた人はその人についての知識をどんどん増やしていくだろうから、その時点で「知らないくせに」は減る。

違うんじゃないかと疑うようになった人はその人の特定のものだけを好きと言うようになり、その他はあれこれ言わなくなるはずだ。まあ、「嫌い」とは言うかもしれないが。だが「知らないくせに」は減る。

 

少なくとも「知らないくせに好き勝手言う人」より「知っていてあえてそう言っている人」にあれこれ言われる方がマシだと思う。

 

「マシ」

ここ重要。

 

私が言いたかったことはそれだけだ。

何も大層な話ではない。

 

まとめ。

ランキングなんてどうだっていい。好きならそれでいい。ただ、それが本当に好きなのか、それはかなり大事。名前だけで、メロディだけで、作品だけで、そんな感じのことだけで判断するのだけは私はやめてほしいと思っている。他の人の、他の作品の素晴らしいものが見えなくなってしまうから。

 

特に今。

こんな状況だからこそ、平和にいこうよ。