久々の雪
こんばんは、響です。
大変だ。
去年の2月からこのブログを書き始めたものの、書いた記事が7つしかない。
1ヶ月に1記事以下という。
まあそれだけ「何だこれ」というものがなかった、又はくだらなさすぎたということでもあるのだが。悲しいことに。
さて。
今年ももうすぐ終わってしまう。
時の流れは本当に早いものだ。
今年は珍しく雪がそこそこ、またはかなり降った(降っている)印象だ。
去年も一昨年も降った印象はなかったものだから、大多数の人にとって雪とは厄介なものであるが、正直雪が降ってほっとする自分がいる。
残念なことにホワイトクリスマスにはならなさそうだが、そもそも今までにそんなシチュエーションを経験した人間が何人いるのだろうか。そして何人がそのことを覚えているのだろうか。
ホワイトクリスマスって、ベタに聞こえて案外ベタじゃないシチュエーションなのでは。
まあ、そんなことは生まれてから言うほど年月の経っていない自分に語れることではないのだが。
雪と言えば。
幼い頃、かまくらを作ると頑張ったものの小さすぎて誰も入れなかったり、雪合戦すると言ったが当たるのが嫌で、結局雪だるまを作ることにしたり、除雪で集まった雪山を一生懸命手や足で固めて雪の滑り台にしたりしたなあ。
あの頃は「雪って毎年降るものでしょ?」と思っていたものだ。
いや、違う。
つい最近までそうだった。
一昨々年、センター試験が行われた日の数日前辺りだったか。かなり雪が降って、ハーフブーツを履いても雪が中に入ってきてしまうほどに雪が積もった。また、2月頃には運転中何度もホワイトアウトに見舞われたりした(のを私は後部座席で見ていた)。
だが、次の年から全く降らなくなった。
いや、多少は降るが、積もったとしてもほんのわずかだった。
去年だったか、カメムシが大量発生したのは。
カメムシが大量発生すると雪が酷くなる、なんて噂を聞いたものだから期待していたのだが、外れた。
積もったのは雪ではなくカメムシだったというわけだ。
まあ、そういうわけで今年は、正直、雪が積もって嬉しい。
そういうわけで、一昨々年使って以来殆ど出番のなかったハーフブーツを履くようになった。
見た目がお気に入りのハーフブーツ。
だが、流石に劣化が進んできているので、そろそろ買い替えないといけない。
あの頃はまだ水を弾いてくれたのに、今使うと小指~爪先全体が若干濡れてしまう。
そういえば傘も買い替えないとな。
コンビニの傘立てに置き忘れ、翌日気付いて取りに行ったがなくなっていて、諦めて近くのスーパーで安く買った傘。
あの頃は良いデザインのものが置かれておらず、「女子小学生かよwww」と笑われそうな見た目の傘を買わざるを得なかった。
どうせすぐ買い替える、と思っていたのに、気付けばもう3年目。一部錆びており、開閉がスムーズにいかない。
今の時期、傘を開きながら歩き出すと確実に服が白くなってしまう。大したことはないが。
一体何の話をしているのだか(笑)
まあ、とにかく、「暖冬なので今年も雪降りませ~ん」とならなくて良かった。
良かったのか?
一般的には安心はするだろうが「良かった」とはならないだろうな。
とにかく、そんな日が続く今日この頃、足元にはしっかり注意してお過ごしくださいませ。
ちなみに私は先日、雪が積もっている中自転車に乗ろうとして盛大に転びました。
雪の日に自転車には乗らないようご注意ください。
まあ、乗る人そんなにいないだろうけれど。
では、また。
「それでもこれが好き」
お久し振りです。響です。
もう半年もこのブログの更新をしていなかったみたいです。自分でも驚いています。
あなたには好きなものがありますか。
人でも物でも何でもいいです。
まずはこの質問から始めないと先に進まないのだが、本当に私が尋ねたいのはこれじゃない。
あなたに好きなものがありました。
その次。
それが好きな理由は何ですか。
ここから先が私の言いたいことだ。
ただ、これを語るには範囲を狭める必要がある。でないと広すぎて説明するのも理解するのも大変になるだろうから。だから今回は音楽で考えることにする。
LiSAさん、知っていますか?
殆どの人は彼女を知っていると思う。最近とても人気だから。
さて、ここで彼女の歌が好きな人に質問。
あなたの好きな彼女の曲は何ですか。
ここで紅蓮華以外の曲を選んだ人はきっと他の曲も知っているだろうから、ここでは取り上げない。
問題は「紅蓮華」と答えた人だ。
いや、その曲を選ぶことに対してああだこうだ言うつもりは一切ない。好きならそれで良いと私は思う。
ただ、心に引っかかるものはある。
他の曲も知った上で「好きだ」と言っていますか。
他の例えで言えばDOES。
あなたの好きな彼らの曲は何ですか。
ここで銀魂に関連のない曲を選んだ人は良いとして、銀魂関連の曲を選んだ人。
他の曲も知った上で「好きだ」と言っていますか。
「うるせーな、結局何が言いてぇんだよ。」
結論を言うと、「もし他の曲を知らずに『それが好きだ』と言っているのなら、それはとても勿体無いと思います。」と言いたかっただけだ。
本当にそれだけ。だが結構大事なことだと私は思っている。
とてつもなくヒットした曲は、その曲一つでその人たちが作ったり歌ったりした他の曲の存在を消しかねない程の影響力を持つこともある。
現に、「LiSAといえば紅蓮華(or LiSAといえば鬼滅)」「DOESといえば曇天(or DOESといえば銀魂)」と思っている人は沢山いると思う。というかいるだろう。そんな風に私は感じた。
どうせなら他の曲も聴いてほしい。
それで「あれ、実はそんなでもないのかも」と思うかもしれないし、「やっぱり好きだ」と思うかもしれない。
現在どういう状況なのかは私は詳しくは知らないが、以前「LiSAといえば紅蓮華」と、俗に言う「鬼滅キッズ」が騒いだせいで、沢山の人が傷付いたということがあった。
「彼女の他の曲、全然聴いていないくせに。」
そう思った人もかなりいたようだった。
今はそうでもないかもしれない。うん、そういう風に見受けられる。
だが、未だにそういうことを言っている人たちもいる。たまに見かける。
勿論これはLiSAと鬼滅に限ったことではない。DOESと銀魂に限ったことでもない。
兎に角、「他」を知ると、それによってそれが本当に好きなものなのかに気付くことができるわけだ。そしてそれが本当に好きなんだとわかればそのアーティストの他の曲を聴くようになるし、違うとなったら他のアーティストに興味が湧くようになる。
それで何が変わる?
無駄な争いが減る。
「知らないくせに」が減る。
本当に好きだと気付いた人はその人についての知識をどんどん増やしていくだろうから、その時点で「知らないくせに」は減る。
違うんじゃないかと疑うようになった人はその人の特定のものだけを好きと言うようになり、その他はあれこれ言わなくなるはずだ。まあ、「嫌い」とは言うかもしれないが。だが「知らないくせに」は減る。
少なくとも「知らないくせに好き勝手言う人」より「知っていてあえてそう言っている人」にあれこれ言われる方がマシだと思う。
「マシ」
ここ重要。
私が言いたかったことはそれだけだ。
何も大層な話ではない。
まとめ。
ランキングなんてどうだっていい。好きならそれでいい。ただ、それが本当に好きなのか、それはかなり大事。名前だけで、メロディだけで、作品だけで、そんな感じのことだけで判断するのだけは私はやめてほしいと思っている。他の人の、他の作品の素晴らしいものが見えなくなってしまうから。
特に今。
こんな状況だからこそ、平和にいこうよ。
アナログとデジタル
スマホやタブレットで本や漫画を読む。
今となっては全然珍しくない事である。
かく言う私もスマホで漫画や小説を読んでいる。銀魂公式アプリを利用して。
私は本を読むのが好きではない。
「さっきアプリで小説読んでるって言ったじゃねーかよ」
確かに言った。だがそれは銀魂だから読める訳で。
本は好きではないが漫画は好きだ。銀魂は勿論、ポケモンやヴァンガード等、どちらかと言えば男向けかもしれない作品が好きでよく読んでいる。
そう言う訳で、家の本棚には沢山の漫画がある。それの大半はポケスペ。まあ、50巻辺りで買うのをやめたのだが。
少女漫画も一応置いてあるが、もう何年も読んでいない。
「何で銀魂置いてないの?」
それはずばり、そこまで金に余裕がないからだ。
それはポケスペ含め漫画そのものを買うのを止めた理由でもある。
ちなみに銀魂はポケモンと違って好きになってからまだ1年も経っていない。ポケモンは好きになってから今年で11年だが。
それでも銀魂が読みたい気持ちはずっとあるわけで。だからアプリで読むことにした。銀魂公式アプリではログインと動画視聴で最大120枚“銀貨”を手に入れることができ、それを使うことで1日最低でも3話(ノベルなら6話)漫画や小説を読むことができる。凄く便利だ。
だが、それぞれ閲覧期間は24時間で切れるので、制限無しで読めるように+空知先生の印税の為に、全巻買うため貯金はしている。
という話を以前親にした。
するとこう返ってきた。
「スマホで漫画とか、そんなの読んだ内に入らない!」
また、知り合いには「単行本持っていないとかないわwww」と言わんばかりのオーラを出してマウントを取ってきた人もいた。
何なんだ、この人たちは。
確かに、「デジタルで読んでも読んだ気がしない」と思う人もいるだろうし、そういう理由でなくとも「私は絶対アナログ派」と思っている人もいるだろう。
だからと言って、電子書籍利用者等のデジタル派を馬鹿にするのは違うのではないか。
世の中にはお金を払ってそういう物を利用している人もいる。勿論お金を払っていない人もいるが、そういう人たちはお金の代わりに時間をかけ、厳しい制限の中利用しているのだ。
それを一概に否定したり下に見たりするのには憤りを覚える。
あれ?そう言えばそれって、動画も同じじゃね?
だったら、DVD買わずにアプリで見てる人も「下」なんじゃね?
YouTubeで無料で動画見てる人は「金払ってねぇ癖に」って見下されるんじゃね?
だが、動画に関してそう言う人は見かけない。
現に私の親も先程の知り合いもそうだった。
ああ、馬鹿馬鹿しい。
少なくともスマホで動画を見ることを非難しない人にスマホで本や漫画を読むことを非難されたくはないものだ。
この記事を読んで、今までそう考えていた人たちの考えが変わってくれたら幸いだ。
キーボード
ランダム単語ガチャで話題を決めようとした結果、「キーボード」「片言」「麻婆豆腐」と出たので今日はキーボードについて話そうと思います。
「キーボード」
と聞くと、楽器の方とパソコンの方の2つが頭に浮かんだ。
「何も関係ねえじゃん」
となる人もかなりいるだろう、というかそれが普通なのか?
まあそこは置いておいて、この2つ、私にとっては少なくとも関係性はあった。
まあ、キーボードと言うよりは「鍵盤」と言った方が、そして「鍵盤」と言うよりは「ピアノ」と言った方がしっくりくるのだが。
幼い頃(言うほど幼くはない気もするが)、私は習い事のひとつにピアノをやるよう親に言われ、ピアノを練習する日々を送っていた。だが、結論言うと、上手く弾けるようにはならなかった。
当然の結果だった。
何故なら、「あ、自分ピアノ向いてないな」
と、早い段階で思うようになってしまったからだ。
だが、楽譜は読めたし、音感もリズム感もある方だった。故に、
「ピアノやめて他の可能性探った方がいいんじゃね?」
と思うようになった。
そういうわけで、始めてからそんなに経たずして「やめたい」と言った。
だが、親は認めてくれず。
「やってみないとわからない」
「最終的には将来仕事に、特にパソコンのタイピングに役立つ」
と何度も説得され、結局中学3年に上がる前くらいまでピアノを習い続けることになったわけだが。
自ら望んでやっていたわけではなかったので、スラスラ弾けるレベルには結局なれなかった。
ピアニスト?有り得ない有り得ない。
「ただの金の無駄じゃん」
そう思ったことは何度もあった。だが、ピアノをやっていた結果、「あります!」と自信を持って言える程の音感とリズム感はついた。
その結果、打楽器(ドラム含む)が得意になった。そりゃあ得意といっても世間一般からすればレベルは低い方だと思うが。
特に太鼓系。とはいえ、私の通っていた学校の吹奏楽部は(私が入学した時点で)設立してまだ2年しか経っていなかった故に楽器も少なかったので、全てに向いているかどうかはわからないのだが。
リズム感はそこに凄く役に立った。
加えて言うと、私はチューニングトレーナーを任されていたので、音感はそこで役に立った。
軽音部に入部しなかった理由?それは簡単だ。
軽音部がなかったからだ。
とまあそういうわけで、ピアノをやっていたことは最終的に役に立った。
音楽面では。
ここで気になることが1つ。
「ピアノをやればタイピングスキルが人より早く身に付く」
これはどうなのか。
結論言おう。
関係ないだろう。
確かにタイピングはそこそこできるが、上達のスピードはピアノ未経験者と大して変わらなかった。
現に、ピアノ経験者でもタイピングが苦手な人は存在した。
結局、練習した者が上達するわけだ。
まあ、当たり前だよな。じゃなかったらタイピングできる人皆ピアノ上手ってことになるし。
あの時ピアノやめて打楽器やってたら良かったかもな。
Prague─私が心から尊敬するバンド─
好きな歌手は?好きなバンドは?
私は昔からそういう類いの質問が嫌いだった。
何故か?
それは、どの曲も同じに聴こえたからだ。
歌詞に関して言うと、
空がテーマなら「青い空」「白い雲」「輝く星」
恋愛がテーマなら「会いたい」「好き」「愛してる」
友情がテーマなら「みんな」「仲間」「絆」
どんな曲も大体こんな感じで、ありきたりな表現しかしない。特にラブソング。
メロディに関して言うと、大体どのアーティストも想定内のメロディ構築をしている気がして好きになれなかった。つまり、万人受けするメロディばかりで面白くないなあと感じたということだ。
声に関して言うと、実は結構いた気がする。「この人の声好き」と言える人が。
声だけなら。
さて、そういう訳で私は、好きな曲について聞かれればそこら辺で流れているポップスを適当に選んで「これが私の好きな曲だ」と言い、好きな歌手について聞かれたら「メロディが好きな訳で、好きなアーティストとかそんなのはいない」と適当なことを言って誤魔化していた。
だが、去年の夏、私は変わった。
胸を張って「好きだ」と言えるアーティストに漸く出会えたからだ。
それがPragueというバンドだった。
プラグではなくプラハと読む。
2006年に結成され、2013年に活動休止を発表した、日本のスリーピースロックバンドだ。
彼らを知ったきっかけは銀魂だった。
いやはや、まさか音楽面まで銀魂に影響されるとは。
初めて聴いたPragueの曲は、アニメ「銀魂」第1期最後のオープニング曲である“Light Infection”だった。
「何これ」
それまでアニメ「銀魂」のオープニング曲といえば大体明るい曲だった。
それに対してこの曲は明るい曲とは言い難く、そして万人受けする系の曲でもないな、と私は思った。少なくとも、アニソンらしくない、と。
今となっては、オープニングの映像、真の「侍」の精神、そして何よりPragueの目指していたものにメロディも歌詞もぴったりと合っていたと思う。まさに固定概念(正しくは固定“観念”)を払いのけた、良い意味で奇抜で素晴らしい曲だと思う。
だが、その曲が想像していた以上に奇抜だったからか、あの当時は全く受け入れられなかった。
万人受けするメロディと歌詞の塊に飽きていたと言うのに。
「絶対にredballoonやDOESの方が良い!」
結局私は違うバンドの曲を聴くように。
なるはずだった。
おかしいな。
さっきまでredballoonの曲を聴いていたはずなのに。
おかしいな。
さっきまでDOESの曲を聴いていたはずなのに。
おかしいな。
Pragueの曲じゃないか。今聴いているのは。
ちょっと待てよ。誰だ?このプレイリストを作ったのは。そして何回目だ?このプレイリストをループしたのは。
いつの間にか、いや、初めてあの曲を聴いた時には既にPragueに心を掴まれていたのだろう、きっと。1週間も経たずして私はPragueに染められてしまった。
どこに惹かれたのか。
それを深く語るにはまだ早い気もする、というのも、まだ好きになって半年しか経っていないのだから。知らないことをあたかも知っているかのように語る訳にもいくまい。
とはいえ、それを言わずにこの記事を書き終えるのもどうかと思う。
というわけで、自分の思う「現時点で言える範囲内」で言おう。
自分の信念を貫いて突き進む“Stance”、聴いた瞬間に曲の世界観に吸い込まれる感じ、そして、秀逸した奇抜さ。
といったところだろうか。
そういうところにLight InfectionならぬDeep Infectionしたわけだ。
全く面白くない。
PragueそのものにDeep Infection(笑)した自分を昔の自分が見たら何と言うだろうか。多分、「変なの」としか言わないだろう。確信はないが。だが逆に、今の自分が昔の自分を見たら何と言うか、それは絶対、
「Pragueの曲を聴け。」
これは彼らがデビューしてすぐの頃のインタビュー記事である。
これを読んでいただければわかる通り、メロディも歌詞も演奏スタイルも、何もかも「普通ではない」ものを彼らは目指していたのだ。
「ありふれたものに、ありきたりなものに、流行りものになりたくない」
そういう思いを、
「真っ正面からケンカを売る感じ」
で伝えようとする
“Stance”
が、彼らの楽曲にこれ以上ないほどに表現されている。
そんな人たちに巡り会いたかった。
そんな人たちを求めていた。
音楽的な面でも、そうじゃない面でも。
だからこそ、「私の理想の人たちにやっと会えた」という喜びもあるし「もっと早くに出会っていたら」という後悔も私にはある。
「抗えよ」
そんな感じのことを歌った歌手はかなりいると思う。
だが、Pragueに出会った後、
「歌詞だけだな」
みたいなことを思うようになった。褒めるべきなのか、叱るべきなのか。
先程のインタビュー記事以外にも沢山の記事があるので、それらも含め、彼らに関する記事を読んで少しでも心を動かされたならば、是非彼らの曲を聴いてほしい。
「にわかのくせに、Pragueを語ってんじゃねーよ」
私に対してそう思う人は沢山いると思う。
その通りです、私はにわかです、と言うのも、先程述べた通り、まだ好きになってから半年しか経っていないのだから。
だからこそ、今後深めていこうと思う。
そして、いつ活動を再開するかわからないが、その時までには彼らの良さを沢山発見し、上手く伝えられるようになりたい。
またいつかPragueに関して書くかもしれません。
その時はまたよろしくお願いします。
何を?
さあ。
P.S.
“Light Infection”をリリースしてすぐの頃のインタビュー記事にこんな感じのことが書いてあった。
「この曲を聞いて、『何コレ??』と思ってほしい」
思っちまったじゃねえかよ!クソ!(笑)
銀魂という作品
「銀魂」
早速ですが、皆さんはこの作品に対してどんな印象を持っていますか?
ちなみに私は良い印象を持っています。
なんて言えるようになったのは本当に最近の話。
去年の4月末。平成がもうすぐ終わると世間が賑わっていたちょうどその頃、ゲームをするのが好きな私は白猫プロジェクトというゲームにハマっていた。
さて、ちょうどこの頃白猫では何が起こっていたか。
そう、平成最後のコラボイベント、その名も「銀魂プロジェクト 年号が変わっても変わらないものがある」だ。
情報解禁前は、SAOかな、Fateかな、どっちかといえばSAOの方が良いな~、なんて思っていたが、その予想は大いに外れた。
私は正直、「マジかよ…」となった。
というのも、「銀魂」と聞くと「下ネタ」という印象しかなかったから。
私は下ネタが嫌いなので、心底がっかり。
「ってことは、イベントもどうせ下ネタ系のクエストが出るんだろうな」
これは外さなかった。
コラボ協力バトル第1弾の敵はゴールデンボール、第2弾はルーン砲という発射口が真上を向いている細い大砲で、両隣にゴールデンボールが。
おい、完全なる下ネタじゃねえか。
ああ最悪。地獄だ。初回10連無料(+コラボキャラ1体確定)だし、それだけ引いて放置しよう…
なんて言ってたのに、気付いたら100連していた。馬鹿。
キャラの見た目が良かったのと、何より性能が良かった(全キャラとは言っていない)。それ故、こうなった。うん、馬鹿。
ガチャを引くにはジュエルが必要だったので、それを集めるために結局イベントも進めた。ストーリーもしっかり読んでしまった。本当に馬鹿。
その結果。
銀魂なんて、と思っていたはずなのに、どうしたものか、気付いた頃にはすっかり銀魂に染まっていた。白猫がメインだったはずなのに、銀魂がメインになってしまっていた。
その後、銀魂の公式アプリをインストールし、漫画を第一訓から少しずつ読み進めた。読めば読むほどハマっていった。何だこの作品は。
並行してアニメも見た。余計にハマった。本当に何なんだ、この作品は。
一体何が私をこうさせたのだろうか。
それは、面白さやギャップ等もそうだが、一番の理由は、堂々としたスタイルとストーリー、そして心に響く言葉だろう。
社会の闇をぶちまけたり、パロディをしたり…特にパロディだな。そういうのを堂々と、懲りずに、悪びれることなくやってのける。そういうところが清々しかった。
そしてストーリー。面白い場面もあればシリアスな場面もあり、悲しい場面もあればイライラする場面もある。喜怒哀楽のバランスが良いのだ。
そして、ありきたりな表現をしない所。
例えば、第526訓「鬼が哭いた日」の最後。ここで、快晴の空の下で土方に「雨か」という台詞を言わせた空知先生は流石だと思った。もちろん他にも心底感動した表現は沢山あるのだが。本当に沢山。
そして、名言。
「つまづき転んだのを石のせいにしたところで何か変わるか?」
第16訓「考えたら人生っておっさんになってからの方が長いじゃねーか!怖っ!!」での銀時の台詞。私はまずこれにやられた。
ついふっと笑ってしまったが、確かにその通りだ。本当に。
後は、やはり絵だな。作者は自身の絵を下手だと言っていたが、私はそうは思わなかった。
確かに、背景が白かったり黒かったりする場面はかなりあると思う。だが、それはそれで効果的だと思っている。
何よりシリアスシーン、特に将軍暗殺篇以降のシリアスシーンの描写は本当に凄かったと思う。あれはもう目を離すことができない程、そして、「凄い」以外の表現が出てこない程凄かった。兎に角凄かった。他、パロディでも原作の絵柄をしっかり再現していて、「どこが下手なんだよ」と本気で思ってしまった。
というような流れで、私は銀魂にどっぷりハマってしまったわけだ。肝心な白猫は今ではログインすら危うい状況である。
ここまで書いて、私は一体何が言いたかったのか。
「銀魂って良いよね」
それだけだ。
…作文?
始めました。
こんにちは、響です。
どういう流れでこうなったのかよくわかりませんが、「ブログ書いてみようかな~」って気分になった自分が心のどこかに現れたみたいなので、そいつが考え、思い、感じた「何だこれ」と思ってしまうようなことを、ただの綺麗事かもしれないですが、書いていこうと思います。
…何だこれ。
自分でもよくわからない。
さて、見てわかる通り、私は人とかなりずれています。
それを良いことだとは思っていませんが、かといって悪いことだとも思っていません。
とはいえ、そういう性格はいずれ直さなければならないと思っています。まあ、“普通”で“平和”な生活を送るにあたってそういう性格は損以外の何物にもならないので。
と、まあ、こんな感じですが、どうぞよろしくお願いします。